淡水ギンポ

淡水ギンポのオスと思われる個体。体が褐色になり、
東部が青く光る。
小さなオスやメスと思われる個体は縞模様がある。これは
オスが驚いて色があせた状態。

・淡水ギンポ
 学名:学名不詳
 分布:東南アジア

 東南アジアに生息するカワギンポの仲間と思われる。小さい個体やメス(と思われる個体)は白と黒の縞模様をしているが、大きくなったオス(と思われる個体)は次第にオレンジ色から茶褐色に変色し、頭部に青みを帯びる。また、背鰭前部が大きく伸長し、威嚇行動の際に大きく広げて見せる。水質は純淡水で特に pH にはうるさくない。ただし、他の魚や同種に対してもかなり攻撃性が強いので、シェルターなどの隠れ家が必要。また、おちょぼ口でカエルのような愛嬌のある顔は非常にかわいいが、日中は物陰などにずっと隠れていて、餌やりの時以外に姿を見ることはほとんどない。餌は冷凍赤虫などを好んで食べる。最大で 10 cm 程になる。