・淡水シタビラメ4(別名:南米淡水アカシタビラメ)
学名:
Apionichthys dumerili
分布:南米(主にアマゾン中流〜下流)
南米淡水シタビラメ。全体的に赤っぽく、柄がある。目はほとんど確認出来ない。
。
アマゾン中流〜下流域に生息するシタビラメ型の淡水カレイ。眼は右側にあり、極めて小さくて間隔は狭い。有眼側無眼側ともに胸鰭がな い。尾鰭はヤリ形で長いのが特徴。体は細長くて薄い。口および頭部周辺には細かい毛状の突起がある。動きは緩慢で、捕食も極めてゆっくり行う。餌は生き餌 を好 み、飼育下では赤虫を好んで食べる。飼育方法は東南アジアのシタビラメ類に準ずる。日本への輸入はほとんどないようである。最大で 12 cm 程で、まれに 15cm になる。なお、本種は形態的にササウシノシタ科のものに非常によく似ているが、南米淡水カレイが属するアキルス科に属する。
(飼育の
コツ
一口メモ)
南米淡水カレイ採集 の際、ごく希に獲れる事があるらしい。日本への輸入がほとんど見られないことから、生息数が少ないか、あるいは生息地域がかなり狭い可能性が考えられる。 河口付近の汽水域でも捕獲されるが、純淡水で長期飼育がである。輸出国側の事情により、以前よりは入手が困難になった。