・パプアニューギニア淡水カレイ
 学名:Leptachirus sp.(詳細不明)
 分布:インドネシア、パプアニューギニア

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パプアニューギニア淡水カレイ。白っぽい個体が多い。
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大小2タイプ見られるが、大きいのがメス。

  インドネシアおよびパプアニューギニアに生息するシタビラメ型の淡水カレイ。眼は右側にあり、かなり大きい。有眼側無眼側ともに小さな胸鰭がある。尾鰭は 楕円形。体は細長くて大変肉厚である。口および頭部周辺には細かい毛状の突起がある。動きはかなり俊敏でアクティブ。捕食はかなり素早いので、他のカレイ 類との混泳に注意。餌は生き餌を好 み、飼育下では赤虫を好んで食べる。また、淡水カレイ全種の中で、唯一配合餌料に餌付く。飼育方法は東南アジアのシタビラメ類に準ずる。近年、日本への輸 入がコンスタントになっている。最大で 10 cm 弱(オスはもっと小さい)。なお、本種はササウシノシタ科のものに非常によく似ていて、複数種がオセアニア(インドネシア〜オーストラリア北部)に生息 している。

(飼育のコツ一口メモ)
 淡水カレイ全般の中でも、かなり丈夫な種類と言える。日本への輸入が増えているが、捕獲される地域によっては若干デリケートな場合もある。また、本種は胎生との報告もあり、卵ではなく、稚魚を直接生むとのことだが、現段階では未確認。