・南米淡水イシモチ1(バイア産)
 学名:Pachyurus sp.
 分布:南米(主にサンフランシスコ川河口域)

南米河口(バイア)産の淡水イシモチ。
汽水棲なので飼育には若干の塩が必要!
バイア産淡水イシモチの正面の顔。丸い顔と
丸い瞳が何ともかわいらしい。

 わりと以前から知られている南米バイア産のイシモチ。体は幅があり体高もやや高く、体色は黒みを帯びた銀色か濃い茶褐色をしている。頭部先端が丸く、口は頭部下方についていて小さい。河口産のため、飼育時に若干の塩(1 / 6 海水程度)を必要とするが、水質にはうるさくない。性質はおとなしいが、急に驚かせると水槽壁面に突進して鼻先をぶつけるので注意が必要。また、水槽が狭いと、泳いで砂を掘り上げてしまう。餌はメダカなどの小魚を好んで食べるが、慣れれば冷凍赤虫も食べる。最大で 15 cm 程になると思われる。