南米下流のベレン産のイシモチ。体は幅があるが体高はあまりなく、体色は銀色をしている。鱗が細かいライン模様をなしていてそれが銀色に輝くことから「南米ダイヤモンドイシモチ」の名で呼ばれている。顔はキツネ顔で目は大きく、ネコ目をしている。口は頭部下方についていておちょぼ口である。一見、バイア産のイシモチによく似るが、体高がないことと、こちらの方が目が大きくてネコ目をしていることから区別がつく。採集地が主にベレンであるため、汽水魚として扱われることがあるが、実際は塩分を含まない水の方が調子が良いようである。性質は大人しいが、同種間ではケンカをするようである。食はやや細いが、環境に慣れるとメダカなどの小魚をよく食べる。最大で
20 cm 程になると思われるが詳細は不明である。