万代池(まんだいいけ)のチビスッポン( ´▽`)

万代池で捕れたチビスッポン。かなり小さい( ´▽`)


 今年(2003年)はニホンスッポンの産卵にも立ち会えたし、その卵の孵化および同じ池で他の卵から生まれたチビスッポンも結構捕れたけど、いつも子ガメ(ミドリガメとクサガメ)を捕りに行く万代池ではまだスッポンの子供を捕ったことがなかったです・・。と言うのも、この万代池、結構大きくって、子ガメが隠れそうなポイントがかなりあるんですわ。なので、いつも池の周りを1周しながら甲羅干ししそうな石の上や草の茂みを探して歩いて、日に数匹程度子ガメを捕るんです。

 で、大きなスッポンはわずかに見かけたことはあるんですが、とかく物音に敏感で、岸辺に休憩してるスッポンのそばでちょっとでも足音がすると、途端に池に飛び込んじゃうです。なのでスッポンが生まれてもその子供を目にする機会はほとんどないだろうなぁ〜・・ってあきらめてたんですが、近所の親子連れが小魚に餌をまきながら採集してるときに、偶然にもチビスッポン(しかも生まれたて)を捕ってるのを見て、「やっぱ、この池にもスッポンが繁殖してるんやぁ〜( ´▽`)」と思ったですが、連日見に行っても見つかるのはミドリガメとクサガメばかりで、スッポンの子供は一向に見つからなかったですぅ〜(;´Д`)

小さくても、やはりスッポンは目つきが
鋭いですぅ〜。
普通はお腹に黒い模様があるけど、このチビ
スッポンは、お腹が真っ赤っか〜( ´▽`)


 で、そうこうしてる内に秋が来て、「もう子ガメ捕りシーズンも終わりかなぁ〜(;´Д`)」って思ってたら、10月の後半に急にポカポカ陽気が続いて、ミドリガメやクサガメがちらほらと孵化してたのでしばらく通ってると、顔見知りになった魚釣りしてるオッチャンから「ちょっと前にスッポンの子供捕ってる子がおったでぇ」とのこと。矢も楯もたまらず躍起になって探したですが、捕れるのはミドリばっか・・。そんなある日、お昼ご飯食べてすぐに池に向かうと、秋の柔らかい日差しの中に、甲羅干ししてる1匹の子ガメが・・。そーっと近づいてみるとこちらに気がついたのか、慌てて池にもどろうとして裏返った瞬間、真っ赤なお腹が・・(;゜Д゜) で、慌てて駆け寄って素手でゲットー( ´▽`) それは小さな小さな生まれたてのスッポンですた〜( ´▽`) で、よく見ると、甲羅の所々が白くなって他ので、どうやらそれを乾かそうと思って長い時間お日さんに当たってたようです〜。

 今年孵化したり捕れたりしたチビスッポンは、みんな知り合いにあげちゃって、手元にチビスッポンがいなかったのでちょっと寂しかったのと、万代池でチビスッポンが捕れることを願ってたのとで、今回のゲットはちょっと嬉しかったです〜\(T▽T)/ ちなみに、捕獲の瞬間、興奮のあまり池に左足ハマっちゃったでし・・・(T_T)
(追記)
 で、残念ながらこのチビスッポン、やはり捕獲当時から甲羅にあった白い部分がなかなか完治せず、イソジン消毒と日光浴を続けてたんですが、水に沈まなくなって眠るように逝っちゃいました。餌食いは最後まで落ちなかったんですが、お腹が膨らんで横から見たら甲羅が妙に膨らんでいたので、ひょっとしたら腹部(腸)に何らかのガスが溜まってたのかも知れないです。やはり小さいスッポンは、健康そうな個体をしっかりした管理のもとで飼う必要があることを教えられたです。