ニシキの間

ニシキガメ軍団。
右からトウブニシキガメ、セイブニシキガメ、
セスジニシキガメフチドリニシキガメ。


 かつてはハイイロチズガメ(グレーマップタートル)と同じぐらい出回ってたカメさんに「ペイントタートル」と言うのがありました。黒っぽい甲羅の真ん中にまるでペンキを塗ったように赤色のラインが入ってて、何ともシンプルなきれいさがあったです〜。でも、このカメさん、最近は他のチズガメ同様、あんまり見かけなくなったのと、かつてほどは子供の小遣いでお気軽に買えるお値段ではなくなっちゃったかな・・。それでも、ネット検索してると、毎年決まった時期にベビーサイズのモノが入荷されてて、その度に子供の頃によく飼った記憶がよみがえるです〜( ´▽`)

 で、このペイントタール、ニシキガメと言う仲間に属していて、北米に4亜種がいることをニシキガメマニアの友人に教えてもらって、本やネットでいろいろ調べてみたんですが、実物はセスジニシキガメ(かつてのペイントタートル)以外にはたまにセイブニシキガメが来るぐらいで、残る2亜種はなかなか入ってこない上に、4つともが識別できる本やサイトがなかなかなく、友人とかなり探し回ったです〜(;´Д`)
 ところが今年、どう言うワケか夏から秋にかけて3亜種のベビーが続々と入って来たです〜\(T▽T)/ で、トウブ、セイブ、セスジがやって来て、最後にフチドリが他のカメと間違われて偶然やって来たです〜\(T▽T)/ 以下、識別方法を含めて紹介しておくですぅ〜( ´▽`)

トウブニシキガメ( Chrysemys picta picta )。
耳の所に4つの白いスポットが入る。甲羅は黒っぽい深緑色で、周り
に赤い模様が入る。背中の中央には細い赤いラインが入るが、個体に
よってはラインのないモノもある。椎甲板と肋甲板は平行に並ぶ。
トウブニシキガメの腹部。お腹には黒い模様は入らないか、
入ってもごくわずか。
セイブニシキガメ( Chrysemys picta bellii )。
甲羅は鮮やかな緑色で黄色く細かい模様が入る。耳の辺りからクビに
かけて黄色いラインが入る。背中の中央には細く黄色いラインが入る。
ニシキガメの中では最も鮮やかで、大きくなっても色が残る。
椎甲板と肋甲板はちぐはぐに並ぶ。
セイブニシキガメの腹部。お腹は非常に鮮やかな赤色で、中央に
大きな黒い模様が入る。
セスジニシキガメ( Chrysemys picta dorsalis )。
甲羅の中央に太く鮮やかなオレンジ色のラインが入る。甲羅の地の
色は、黒っぽいモノからオリーブ色までさまざま。耳の辺りの模様
はスポット状からライン状と、個体差が多い。ニシキガメの中では
最もポピュラーで、昔からペイントタートルで馴染みがある。
セスジニシキガメの腹部。お腹には模様の入ってないモノ
の方が多い。
フチドリニシキガメ( Chrysemys picta marginata )。
甲羅は黒っぽいオリーブ色で、周りに鮮やかな赤い模様が入る(コレが
名前の由来)。個体によっては中央に細く赤いラインが入る。耳の辺り
から首にかけて2つの白いスポットかあるいは黄色く太いラインが
入る。また、肩と手足にも赤く鮮やかなラインが入る。
フチドリニシキガメの腹部。お腹は黄色か赤で、真ん中に黒い
模様が入っている。よくハイブリッド個体と間違われるみたい
ですが、トウブとの違いは耳の白い模様が4つのスポットでは
ないこと、セイブとの違いは甲羅の表に黄色い細かな模様が
ないことで区別がつく。でも慣れるまでは難しいかな・・。

 このカメさん、渋めの色のトウブ、カラフルなセイブ、ポピュラーなセスジ、レアなフチドリと、4亜種ながらもなかなかのアイテムがそろってて、オマケに大人しくて協調性があって、実にいいカメさんですわぁ〜( ´▽`) で、生息地はミドリガメと同じ北米なので基本的には寒さに強いみたいですが、それでも最近入ってくるのはベビーサイズがほとんどなので、小さいうちはあまり寒い場所に置かずに、温かくして餌を多い目にあげてある程度の大きさまでははやく成長させてあげた方がイイみたいですわぁ。あと、日光浴も大好きなので、甲羅干しをまめにしてあげるとキレイに成長するですなぁ〜。