そして潜るコガシラ・・・

インディカの場合(上から)
チタラの場合(横から)
まず顔を出す終着点を確認して、で、首を伸ばして潜るのに必要な距離を確かめている・・・らしい。


 スッポンは底砂があれば大抵は砂に潜る性質があるようです。で、驚いたりしたときは頭からザザザッと潜るんですが、コガシラの場合、ちょっと変わった潜り方をするようです。まず潜り始めとして、潜り終わりに顔を出す位置を確認すると、次にそのポイントに到達するまでにどれ程の距離が必要かを、後ずさりしながらクビを伸ばして測ってるようです。

インディカの場合(上から)
チタラの場合(横から)
で、後ずさりした後、一気に砂の中へ・・・。メッチャ素早い!

 で、必要な距離を把握すると、そそくさと頭を砂に突っ込んで、前足を器用に使って素早く砂の中に消えてしまいます。それから体を左右にくねらせながら甲羅全体も砂の中に潜るようにして、先ほど確認してた位置にピタリとピンポイントで顔(と言っても鼻先と目だけ)を出します。で、その際、頭部を超高速でブルブルブルッと振るわせて、顔の周りの砂をならします。う〜ん、脳が揺れないのだろうか・・・。