・淡水カレイ(丸型タイプ3)(別名:アマゾン淡水カレイ、南米淡水カレイ)
学名:
Achirus scutum
(詳細不明)
分布:南米(主にコロンビア下流域)
南米淡水カレイの中で最も体型が
丸く、縞模様のはっきりした種類。
南米眼は反米カレイの仲間では
比較的大きく、愛嬌のある表情
。
眼は右側にあり、やや大きく、間隔は狭い。有眼側には小さな胸鰭がある。尾鰭は楕円形。体は非常に丸くて大変肉厚である。頭部周辺には毛状 の突起がほぼ無い。動きは緩慢だが、捕食は極めて素早く行う。餌は生き餌を好み、強い魚食性を示すが慣れれば冷凍赤虫も食べる。飼育方法は
A. errans
に準ずる。なお、この種南米淡水ヒラメと同様にコロンビアの河 川下流域で採集されるため、は純淡水ではやや体調を崩すことがあるので、少し塩分(海水:淡水 = 1 : 10 〜 1 : 6 )を加えた方が良い。入荷量はほとんど無く、南米淡水ヒラメに混ざって輸入される程度である。最大で 30 cm 程になると思われる。
(飼育の
コツ
一口メモ)
大西洋に注ぐ南米の浅い海域に生息しており、時折河川に入る程度と思われる。飼育時には若干の塩分が必要。汽水で飼っている限りは餌食いも 良く、病気もほとんど無い。体型は最も丸く、はっきりとした縞模様が特徴的で、かなり魅力的な種類。入荷量が極端に少ないが、小さい個体は南米ヒラメとほ ぼ同じ水域にいるようなので、入荷の可能性は若干だがある。