小ブリの間
手のひらサイズのオーブリー。甲羅の縁(エンペラ)が大きくて赤く発色した個体・・( ´▽`)
巨大オーブリー(大ブリ)がやって来ることになった直後、再びショップの方からTelがあって、「また小さいのが数個体来ますよぉ!」って、いや、もうデッカイのんうちにいるし・・(;´Д`) でも、小さいのを希望だったので、取り敢えずは頼んでおいて(どおせ到着時期は数ヶ月ずれ込むから、それまでには支払ができる・・かな)と思ったらぁ、ベストサイズが1個体だけやってキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!! しかもかな〜りイイ個体・・( ´▽`)
甲羅が柿色から柿渋色に変わりつつある個体。甲羅の周囲も大きく
ってかなり丸〜い。肉厚な感じのする個体と比較すると、平べったい。
クビをニューっと伸ばしたところ。頭からクビ全体にかけてもかなり
赤みが強い。他のスッポンみたいにクビを曲げて噛みついては来ない。
水槽に導入。画面が紅茶色なのはピートをしばらく漬けて置いてタンニン
などの有機酸がしみ出したからなのさぁ〜。コレがベストな状態のようで。
茶色い水(ブラックウォーター)の中を探索する小ブリ。たまに泳ぐけど、
すぐに一緒に入れてる枯れ葉の下の砂の中に潜ってしまうよ〜(;´Д`)
これまでに少ないながらも何個体かオーブリーを見てきたんでしが、体が分厚くって甲羅の縁(エンペラ)が小さいタイプと、体が平べったくてエンペラが大きいタイプがあるみたいでしわぁ。今のところは「成長の段階による変化」ってのが有力みたいで、段階的には、「エンペラ小さい→エンペラ伸びる→エンペラ縮む」ってなるとか。それに伴って体色も「オレンジ→赤→血の色」って風に変わるとか。でも、ワタシ的には、体型はどーも生まれつき2タイプあるよーな気が・・・。
ところで、オーブリーは他のスッポンと違って形態的にも非常にユニークなんでしが、生態もちと風変わりと言うか、とにかく「酸性の軟水」を好むんですわぁ。例えば真新しい水だと一気に調子を崩す(前の個体はソレが原因で逝っちゃったでし)んでしわぁ。皮膚が白くただれたり、体がむくんだり・・。ところが古〜い水だと皮膚や目は白く霞むんでしが、元気は元気なんでしな、コレが。でも、古い水はやっぱ良くないので、新水にピートの袋詰めを浮かべて、1週間茶色い成分(タンニン酸)を染み出させた水(ブラックウォーター)にして飼ってみると、やっぱ、すこぶる好調なんでしわぁ(゜Д゜;) まあ、体色からも察するに、現地でも落ち葉の積もった池とかに生息してるんかな〜って感じもするでしなぁ。あと、動きも超スローテンポで、自分からはエサを探し回らずに、口元に来たエサを一気に吸い込む「待ち伏せタイプ」なので、日頃は枯れ葉に成り済まして(擬態)獲物を待ってるんやろうなぁ。
小ブリ(左)と大降り(右)。どちらも同じオーブリーなのに、こうも変わるモノなん
かなぁ〜・・。確かに口元の三角形と血の色にも似た赤色は、同じでしが・・(;´Д`)
大きな個体はデリケートさはほとんど感じないので、水換えもジャンジャンやっても平気でしが、小さい個体は要注意っす。しばらく水換えしなくても元気でピンピンしてた個体が、水換えした途端に一気に調子がおかしくなるっす〜(;´Д`) そこを注意すれば、エサもよく食べるし、人にも慣れるし、暴れ回らないしで、とにかくイイ〜スッポンでしぃ〜( ´▽`)