チタラへの道(インディカ編2)

日陰干し中に手のひらと大きさの比較。
このサイズぐらいから安心なんだとか。
砂に潜ったところ。ほとんど動き回らず、1日中こうしてる。


 で、やって来たのは手のひらサイズのチタラ・インディカ( Chitra indica )。5センチ以下の小さい個体よりはこのぐらいのサイズの方が比較的丈夫なんだとか。亜種関係のチタラ・チタラ( Chitra chitra )は、甲羅の模様がもっと大きくハッキリしています。で、お値段も大きいようで・・・(;´Д`) コガシラスッポンは飼育に際しては随分難しいとの噂があり、拒食や水カビに冒されやすいとのことでしたが、一方では丈夫な個体さえ入手出来れば、さほど難しくはないと言う情報も・・。で、取りあえずは飼って確かめるしかないなーと言うことで、チビスッポン同様、1日1回は水換えをして甲羅をかわかすことを心がけております。

 コガシラスッポンもやはりスッポンだけあって、砂があれば一日中砂に潜ってます。で、一旦潜ったら、まずは出てきません。で、心配された拒食ですが、そんなに食が細いのかと思い、キンギョとメダカを入れてみたところ、これが恐ろしいほどの早さで首だけ伸ばして喰らいつくですー(T_T) それはもう、今まで見たどのスッポンの摂餌シーンより強烈です。うちに来た個体がたまたま飼い慣らされたものなのか、あるいはこの種の性質なのか。まあ、いずれにせよ、「こりゃー、どーりでデッカくなる訳やねー」と、つくづく痛感した次第です・・。

こちらは模様がかなり薄くなった個体。
鼻はかなり短めでカエルのような顔つき〜( ´▽`)。

 

 こちらはよそで数年飼い込まれてチタラ・インディカ( Chitra indica )。ちょっと育ったせいか、インディカ特有の甲羅にある細かい幾何学模様が随分薄れてるです。で、地域変異か、はたまた飼われ方の違いか、この個体は先の個体に比べて体型がやや丸くて厚みがあり、甲羅の周辺部もインディカに特有な柔らかさがあまりなく、むしろチタラに近い硬さですぅ。

 体色も個体差があるのかも知れないですが、この個体はひょっとしたら白い砂の中で飼われてたのかも。かなり白っぽくて、なかなかベッピンさんな感じですぅ( ´▽`) でも、スッポンに特有なシュノーケル状の鼻のトンガリがかなり短くって、スッポンと言うよりはむしろカエルみたいな表情で・・。何せインディカは皮膚が弱いとの噂があり、小さいときに鼻先が皮膚病にかかって欠けちゃったのかも知れないですが、まあ、それはそれとして、なかなか愛嬌のある顔になってるですわぁ( ´▽`) 生息地が汽水に近いところと言う情報や、アルカリの水質で飼った方が良いとの情報もあるですが、実際に飼った感じでは、あまり水質にはうるさくないと言う印象ですわぁ。ただし、他のスッポンと比べると、甲羅に口内炎状のデキモノができやすいみたいなので、甲羅干しやら薬を塗るなどの治療はした方がいいみたいですわぁ。