混泳

 混泳についてですが、ここまでの記載からもわかる通り、この魚は飼育環境の適応範囲があまり広くないようなので、他の魚種との混泳はそのバランスを崩すことにつながると思われます。特に淡水産の場合、普通の魚なら何と言うことはない病原菌でも、ストーンフィッシュにとっては致命的になることも考えられるので、混泳はあまりお勧めできません。それでも、もし混泳させるならば、徹底した薬浴後に水槽に入れるべきでしょう。


 また、この口の大きさからもわかるように、相当大きな魚もひと飲みにしてしまいます。特に汽水産は自分と同じ体長の魚も飲み込んでしまうことがあるので、入っているストーンフィッシュと同じかそれ以上の体長の魚と混泳させるのが絶対条件です。 



 同種同士の複数飼育ですが、見かけの厳つさとは対照的にケンカをすることはほとんどありませんが、お互いが接触することをあまり好まないようで、たまたま隣り合うと大きく口を開けて相手を威嚇し合います。しかし、それ以上攻撃し合うことはありません。