マルへの裏道3

またまたマルスッポン(Pelochelys cantorii)。マル三兄弟( ´▽`)。


 
スッポン自体、実に丸い生き物なんですが、それなのに、何故この種類だけ「マル」と言う名が付けられたんやろうか・・・。まあ、恐らく「特に丸い」からなんでしょうなぁ〜。で、これまでは結構コンスタントに輸入されてたみたいなんですが、サイテスに入ってからはあまり出回らなくなった・・かな? って思ってたんですが、今回、かんなり小さい個体がキターーーーー(°∀°)ーーーーーッ!! 恐らく孵化後数週間ってとこでしょーか。

甲羅には黄色と黒の斑点がちりばめられたように配置してるでし。
甲羅の感じはかなり柔らかめで、持つとフニャフニャ〜( ´▽`)
手に乗っけてサイズの比較。しばらくの間はじっとしてたでしが、
そのうち暴れ出して、腕をよじ登るよじ登る・・・・・(;´Д`)

 マルスッポンはとかく分布が広くっていろんなタイプのがいるみたいでしが、この個体はマル太郎(最初の個体)と同じタイプと思われるでし。甲羅の柔らかさ、模様、顔つき、などなど、非常によくにてるでし〜( ´▽`) で、これまでいろんなスッポンを見てきたでしが、マルスッポンの顔ほど特徴的なのも、ちと珍しいでしなぁ。スッポンらしからぬ鼻の短さ、極端に小さい黒目と何とも眠そうな目つき、コガシラほどはスラッと長くはない(むしろ短めの)首、どれを取っても決してスマートとは言えないんでしが、何故かしら見てるだけで妙に和やかな気持ちになるでしぃ〜( ´▽`) で、いつものことながらじっくり観賞しようと思うんでしが、息継ぎの時にだけ姿を現して、あとはアッという間に砂の中に消えていくしぃ〜・・(;´Д`) 砂に潜る上手さは相当なもので、実に短い距離で前足を巧みに使って砂の間に割り込むようにして消えていくでしわぁ。